EPEL リポジトリとは、CentOS の外部リポジトリで、標準では用意されていないパッケージを利用することが出来ます。
例えば、syslog-ng パッケージをインストールしようとしても標準リポジトリには無いため、インストールできません。
# yum install syslog-ng No package syslog-ng available. Error: Nothing to do
EPELリポジトリを導入すると、標準リポジトリに無いパッケージを導入できます。
設定は以下で行います。
wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6 rpm --import RPM-GPG-KEY-EPEL-6 rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
次にEPELを普段は使用しないように無効化します。
yum で明示的に指定しない限り、 EPEL からパッケージが導入されることはありません。
/etc/yum.repos.d/epel.repo
変更前)enabled = 1 変更後)enabled = 0
EPELリポジトリを使用するときのみ、yum の enablerepoオプションで指定します。
例) yum --enablerepo=epel install syslog-ng
アップデートも同様です。
yum update --enablerepo=epel
なお、その他のリポジトリとして RPMforge があります。
導入については、以下を参照して下さい。
CentOS6でRPMforgeを利用する設定 パソコン鳥のブログ
参考
CentOS6.1 64bit版にFedora repoのEPELを追加する | 億劫な日記
[CentOS6.4] yumレポジトリ:epel-releaseを追加する » TrippyBoyの愉快な日々
コメント
CentOSでyum-cronの設定をする
yum-cronのデフォルトだとkernelのアップデートやsecurity updateでないup