Windows7のWindowsUpdateエラーの対処方法

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WindowsUpdate が「更新プログラムを確認しています…」のまま終わらなかったり、何度やってもエラーになって完了しない場合の対処です。
こちらの環境ではエラーコード 80073712 が出ましたが、解決できました。その他のエラーでも同様にここでの手順を試してみて下さい。

2016.7.17追記
「更新プログラムを確認しています…」のまま終わらない場合は、先に次の記事を参照して下さい。
Windows7でWindowsUpdateが終わらなかったり時間がかかる場合の対処 パソコン鳥のブログ
2016.7.17追記 ここまで

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Windows Update のコンポーネントをリセットする

下記ページの「Windows Update コンポーネントを自動的にリセットする」の箇所の Fix it を実行します。

Windows Update のコンポーネントをリセットする方法

なお、ここでの「Fix it」と下記の「Windows Update のトラブルシューティング ツール」は同じものですので、下記を既に実行している場合は、以降の手順の「システム ファイル チェッカーを使用して破損した Windows ファイルを修復する」を試して下さい。

Windows Update のトラブルシューティング ツールを開く – Microsoft Windows ヘルプ

実行すると下記画面が出るので、「次へ」を押して進めます。

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しばらくして完了すると、次のような画面になります。

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「最新の更新プログラムのインストールに関する問題」が未解決になっていますが、Windows Update のコンポーネントをリセットしただけで、まだ WindowsUpdate を完了させていない為です。

また、別のPCでは「Windows Update エラー 0x80070057」で未解決と出ましたが、そのPCでは WindowsUpdate は問題無く完了しています。
その他エラーになるかも知れませんが、ここではそのままとりあえず進めます。

この後、WindowsUpdate を試してみます。
まだエラーになる場合は、次の「システム ファイル チェッカーを使用して破損した Windows ファイルを修復する」を試します。

システム ファイル チェッカーを使用して破損した Windows ファイルを修復する

下記ページの手順に従ってシステム ファイル チェッカー(sfc /scannow)を実行します。

システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する

実行が完了すると、「検証 100% が完了しました。」と表示されます。
ここでエラーが発生すると、「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした。」と出力されますが、とりあえずそのままにしておきます。

C:\Windows\system32>sfc /scannow
システム スキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。
システム スキャンの検証フェーズを開始しています。
検証 100% が完了しました。
Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修
復できませんでした。
詳細は、CBS.Log windir\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。例
C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log

この後、WindowsUpdate を試してみます。
まだエラーになる場合は、次の「Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する」を試します。

Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する

下記ページの「Microsoft ダウンロード センターから Windows Update エージェントをダウンロードする」の箇所で、自分のPCに合ったオペレーティング システムやx86/x64ベースのものを「パッケージを今すぐダウンロードします」からダウンロード・実行します。

Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する方法

完了後、WindowsUpdate を試してみます。
まだエラーになる場合は、次の「システム更新準備ツールを使用する」を試します。

システム更新準備ツールを使用する

下記ページの「Windows 7、Windows Vista、Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008」の箇所に従って、システム更新準備ツールをダウンロード・実行します。

DISM またはシステム更新準備ツールを使用して Windows の破損エラーを修正します。

実行には非常に時間がかかります。
完了後、WindowsUpdate を試してみます。
まだエラーになる場合は、次の「WindowsUpdateに必要なファイルを、正常に動作しているPCから持ってくる」を試します。

WindowsUpdateに必要なファイルを、正常に動作しているPCから持ってくる

正常に動作しているPCから WindowsUpdateに必要な必要なファイルをコピーしてきてから、再度、システム更新準備ツールを実行する方法です。

まず、C:\Windows\logs\cbs\checksur.log を確認します。
「Unavailable repair files:」以降の各行があれば、それが修復できなかったエラーファイル名です。
下記のように長いファイル名です。

Summary:
Seconds executed: 622
 Found 6 errors
  CSI Manifest All Zeros Total count: 6
Unavailable repair files:
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-w..ient-core.resources_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_ja-jp_5a39c9b04370a19d.manifest
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-w..client-ui.resources_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_ja-jp_6b91d0bad11e991e.manifest
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-windowsupdateclient-ui_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_none_53a2379cf1953527.manifest
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-windowsupdate-adm_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_none_9286cad7bab620de.manifest
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-w..pdate-adm.resources_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_ja-jp_b3f0fa3827ff6803.manifest
    winsxs\manifests\amd64_microsoft-windows-w..wsupdateclient-core_31bf3856ad364e35_7.6.7600.256_none_d5f513f25190f276.manifest

正常に動作しているPC(以降コピー元PC)から、上記エラーが出たファイルをコピーしてきます。

エラーファイル名が .manifest で終わる場合は、そのファイルをコピー元PCの C:\Windows\winsxs\Manifests\ からコピーし、WindowsUpdate出来ないPCの C:\Windows\Temp\CheckSUR\winsxs\manifests\ に置きます。

エラーファイル名が .mum の場合は、コピー元PCの C:\Windows\servicing\Packages\ からコピーし、WindowsUpdate出来ないPCの C:\Windows\Temp\CheckSUR\servicing\packages\ に置きます。

ファイルを置いたのち、先の手順 システム更新準備ツールを使用する に従って、再度システム更新準備ツールを実行します。

実行後、C:\Windows\logs\cbs\checksur.log を確認し、下記のようにエラーファイルが出力されていないことを確認します。
その後、WindowsUpdate を実行します。

Summary:
Seconds executed: 571
 Found 6 errors
 Fixed 6 errors
  CSI Manifest All Zeros Total count: 6
  Fixed: CSI Manifest All Zeros.  Total count: 6

こちらの環境では上記までの手順で WindowsUpdate が成功するようになりました。

Windows を修復する

こちらの環境では上記までの手順で WindowsUpdate が成功しましたが、それでもダメな場合は、Windowsの修復が最後の手段になると思います。

Windows の修復では、個人用ファイルやインストールされているプログラムは破損しませんが、修復が完了したら、Windows Update を再実行して、インストール DVD に含まれていないすべての更新プログラムをインストールする必要があるとのことです。

Windows を修復するには、次の手順に従います。

Windows Update エラー 80073712 – Windows ヘルプ

なお、上記ページはエラー 80073712のものですが、エラー 8024402C、80070490、80073712 のページでも同様に説明されています。

以上、WindowsUpdateエラーの対処方法でした。

参考

Windows Update 更新プログラムの確認をすると「コード80073712 Windows – マイクロソフト コミュニティ
Windows 7 環境にセキュリティ更新プログラムまたは、修正プログラムが適用できない。 – Ask CORE – Site Home – TechNet Blogs
高度なガイドラインの診断とサービスの破損を修復します。

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