マウス・キーボード共有ツールSynergy のナイトリービルド版を使用する

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1台のPCのマウス・キーボードで複数のPCを操作するアプリに Synergy があります。
以前は無料でしたが、現在は有料化されています。
この Synergy にはテスト目的で公開されたナイトリービルド版と呼ばれるものがあり、以下から取得できます。

Nightly Builds – Synergy

ダウンロード

Synergy のナイトリービルド版を以下からダウンロードします。

Nightly Builds – Synergy

たくさんファイルがありますが、ファイル名に stable と入っているものがいいでしょう。

例えば、次のファイルがあります。

synergy-v1.7.5-stable-fa85a24-Windows-x86.msi (32bit版Windows)
synergy-v1.7.5-stable-fa85a24-Windows-x64.msi (64bit版Windows)

ダウンロードしたインストーラをサーバ、クライアントPCそれぞれで実行します。
サーバはキーボード、マウスが繋がっている側です。
クライアントは、サーバのキーボード、マウスで操作されるPCです。

サーバ

キーボード、マウスが繋がっている側がサーバになります。

サーバのインストール

ダウンロードしたインストーラを実行します。
インストール中に言語選択が出たら「日本語」を選択します。
Activate の画面が出たら、「Skip activation」を選択します。
「Server」「Client」を指定する画面が出たら、「Server」を選択します。

下記画面が出たら「No」を押します。

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サーバの設定

インストール後、Synergyが起動して次の画面になります。
「サーバを設定」を押します。

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“サーバの構成”画面になります。
この画面では、Synergy で操作するPCの画面の位置関係を指定します。
デフォルトで自分自身が真ん中に配置されています。この例ではホスト名 main のPCです。

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クライアントの画面がサーバに対してどの位置にあるかを指定します。
指定は、右上の画面アイコンをドラッグして配置します。
ここでは、左側に配置しました。

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配置したものをダブルクリックすると、設定画面になります。
「画面の名前」にホスト名を指定し、「OK」を押します。

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“サーバの構成”画面に戻るので、「OK」を押します。

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「開始ボタン」を押すと、Synergyのサーバ機能が動作開始します。

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下記の画面が出たら、「アクセスを許可する」を押します。

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これで、以降で説明するクライアントを動作開始させると、サーバのマウス・キーボードを使ってクライアントも操作できます。

クライアント

サーバのキーボード、マウスを使って操作される側がクライアントです。

クライアントのインストール

ダウンロードしたインストーラを実行します。
インストール中に言語選択が出たら「日本語」を選択します。
Activate の画面が出たら、「Skip activation」を選択します。
「Server」「Client」を指定する画面が出たら、「Client」を選択します。

下記画面が出たら「No」を押します。

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クライアントの設定

「サーバーIP」にサーバのIPアドレスを入れて、開始ボタンを押します。

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これで、サーバのマウス・キーボードを使ってクライアントを操作できます。

サーバでマウスを画面の端に移動させると、マウスカーソルがクライアントの画面に移動して、クライアントを操作できます。
画面の上下左右のどの端に移動させるかは、サーバの設定時に “サーバの構成”画面で指定したクライアントの画面の位置関係によります。

注意事項

クライアントが Windows10 の場合、UACの画面(下記のような画面)ではサーバのキーボード・マウスでは操作出来ませんでした。

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以上、Synergy のナイトリービルド版の使用方法でした。

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