USBメモリをWindowsとLinuxマシンで使用していると、上の画像のように、スキャンして修復するか聞かれることがあります。
一度出たら [スキャンおよび修復] をしないと、次にWindowsに刺したときも同じダイアログが出ます。
時々このようになるのですが、なぜかが分かりました。
これ、FAT,FAT32フォーマットされたUSBメモリを、Linuxでアンマウントさせずに抜いたら出るようになります。
NTFSフォーマットでは出ないです。
Windowsでいきなり抜いても出ないようです。(下記記事参照)
USBメモリはいきなり抜いても大丈夫 パソコン鳥のブログ
LinuxにUSBメモリを刺したときに、USBメモリにダーティビットというマークが書き込まれるのですが、アンマウントしないで抜くと、ダーティビットがクリアされません。
WindowsはUSBメモリをチェックして、ダーティビットが付いていたら、スキャンして修復するかのダイアログを出していた、というのが真相でした。
ということで、LinuxでUSBメモリを抜く際はアンマウント処理をして、ダーティビットがクリアされるようにしましょう。
Windowsに刺したときに、例のダイアログは出なくなります。
参考
LinuxでUSBメモリをアクセスするとスキャンしますか?って聞かれます – 103: RZ – Forum – かふぇルネ – Renesas Rulz – Japan
Why does Linux mark FAT as ‘dirty’ simply due to mounting it? – Unix & Linux Stack Exchange
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