UPS無しでも、法定停電後にLinuxマシンを自動起動させるには?

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年に1度の法定停電後に、電源が復旧したらLinuxマシンを起動させたいことがあります。
UPSつなげる程では無いマシンの場合、どうするか?という話です。

1つは、UPSがつながっていたマシンが起動した後、そのマシンから WOL で起動させる方法ですが、下の記事で書いている通り、どうも、停電前にシャットダウンさせておいても、法定停電等でAC電源がOFFになると、WOLできなくなるみたいです。

シャットダウン後に法定停電などでAC電源OFFになったらWOLできない?: パソコン鳥のブログ

そこで、次の方法です。

まず、該当マシンのBIOSを設定します。
AC電源(AC100V)が喪失した際の復旧方法を指定するBIOS項目があります。

Restore On AC/Power Loss などの名称なので、そこを Last State にします。
AC電源喪失時にマシンの電源が入っていたら、復電時にマシンの電源がONになります。
AC電源喪失時にマシンがOFFだったら、復電してもOFFのままです。

この設定後、マシンの cronで法定停電前に次のコマンドでOSシャットダウンさせます。
OSシャットダウンは実行しますが、電源は切りません。

/sbin/shutdown --halt now

この状態で法定停電でAC電源喪失後、復電してくると、マシンが起動します。

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