WSLでNASやWindowsファイル共有をマウントする場合は、マウント時のファイルシステムのタイプで drvfs を指定します。
mount -t drvfs //filesv/work /mnt/work/
/ets/fstabで指定する場合は、次のようにします。
//filesv/work /mnt/work drvfs defaults 0 0
rsyncを使う場合では、マウントした箇所を同期先にすると、次のようなエラーになります。
rsync: chgrp "/mnt/work/backup/testtest/userfile" failed: Operation not permitted (1)
この場合は、マウント時に uid,gid を指定します。
mount -t drvfs //filesv/work -o metadata,uid=1000,gid=1000 /mnt/work/
/ets/fstabで指定する場合は、次のようにします。
//filesv/work /mnt/work drvfs metadata,uid=1000,gid=1000 0 0
uid=,gid= で指定している値は、idコマンドの結果に合わせます。WSLのデフォルトでは、1000 になっています。
$ id
uid=1000(user1) gid=1000(user1) groups=1000(user1),4(adm),20(dialout),24(cdrom),25(floppy),27(sudo),29(audio),30(dip),44
(video),46(plugdev),108(lxd),114(netdev)
コメント