パッチの作り方と、当て方についてです。
パッチの作り方
作成するパッチは、「old と new のディレクトリがあり、old を newと同じにするためのパッチ」とします。
まず、ディレクトリ new と old を同じ階層に用意し、new と old の1階層上に移動します。
lsコマンドを実行すると、結果にディレクトリ old と new が見える状態です。
# ls new old
ここで、次のコマンドを実行します。
diff -Naur old new > old2new.patch
old2new.patch が作成れます。これが old を new にするためのパッチになります。
パッチのあて方
作成したパッチを change ディレクトリに適用するとします。
change ディレクトリの中身は old と同じものです。
はじめに、パッチを当てたいディレクトリ change に移動します。
移動したら、そこに作成したパッチ( old2new.patch )をコピーし、下記コマンドを実行します。
patch -p1 < old2new.patch
これでパッチが適用されて、change の内容が new と同じになります。
参考
すえん学録: Linuxでのパッチの作り方(diff)と使い方(patch)
Man page of DIFF
Man page of PATCH
ITmedia エンタープライズ : Linux Tips「パッチ(patch)ファイルを作りたい」
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