二次元画像や写真をきれいに拡大するソフトを比較

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最近、waifu2x というソフトウェアでが話題になっています。
二次元画像のJPEGノイズを取り除くソフトウェアで、最新鋭の人工知能技術 Deep Convolutional Neural Networks を使って開発されているとのことで、使用すると画像を非常にきれいに拡大できます。

二次元画像を拡大したいと思ったことはありませんか? – デー

例えば下の左の画像があります。ある元画像を2倍に拡大したものですが、ギザギザになったりしています。

画像

それが、waifu2x で処理するとこのようになります。
明らかに、なめらかになって綺麗に拡大されています。

画像

これは二次元画像の例ですが、写真では画像処理により元画像の解像度を高める「超解像」があります。
また、他のソフトでの二次元画像の拡大はどうなのか、また写真画像の拡大で優れているものは何か、比較してみました。

比較に使用した画像

比較には、次の6つのソフトを使用しました。元画像を、各ソフトのデフォルト設定で2倍に拡大してみます。

・Windows付属のペイント

藤 -Resizer-
3-lobed Lanczos-windowed sinc 補間法で拡大を行います。

waifu2x_win_koroshell
二次元画像を拡大したいと思ったことはありませんか? – デー の画像拡大ツールwaifu2xのwindows用GUIアプリケーションです。

100x100倍 超解像ソフト
神戸大学 集積回路情報研究室(ES1)で開発の研究用ソフトウェアです。

SmillaEnlarger
画像の拡大時に輪郭などのデータを自動で解析・補完する、独自開発のアルゴリズムにて画像リサイズを行います。

Loggia Logic: 人工知能超解像プログラム NeuronDoubler
機械学習可能な人工知能の一種であるニューラルネットワークを搭載した超解像アルゴリズムとのことです。

比較に使用した元画像は次のものです。

著作権フリー作品「富嶽三十六景」

画像

ファイル:20091228富士山.jpg – Wikipedia(360 × 480 ピクセル画像)

画像

元画像を単に2倍に拡大すると、次のようにギザギサだったり、ノイズが目立ったりします。
これらが各ソフトで拡大した場合は、どのようになるでしょうか?

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二次元画像の結果

結果を先に言うと、ダントツでwaifu2x_win_koroshell(画像拡大ツールwaifu2xのwindows用GUIアプリケーション)が一番でした。

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以下、各ソフトの結果です。各ソフトで拡大処理した画像の一部を切り出して、以下に示します。

Windows付属のペイント

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藤 -Resizer-

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waifu2x_win_koroshell(画像拡大ツールwaifu2xのwindows用GUIアプリケーション)

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100x100倍 超解像ソフト

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SmillaEnlarger

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Loggia Logic: 人工知能超解像プログラム NeuronDoubler

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写真画像の結果

写真では、100x100倍 超解像ソフト が非常に良い結果になりました。

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以下、各ソフトの結果です。各ソフトで拡大処理した画像の一部を切り出して、以下に示します。

Windows付属のペイント

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藤 -Resizer-

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waifu2x_win_koroshell(画像拡大ツールwaifu2xのwindows用GUIアプリケーション)

画像

100x100倍 超解像ソフト

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SmillaEnlarger

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Loggia Logic: 人工知能超解像プログラム NeuronDoubler

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以上、二次元画像や写真をきれいに拡大するソフトの比較でした。

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