ネットへのアクセスを海外経由で行いたい場合、VPN Gate 学術実験サービスのVPN中継サーバーに接続することで、海外経由のアクセスを行えます。
例えば、サーバーのアクセスを次のような方法で接続元の国で制限していたりする場合に、海外からの接続をテストできます。
特定の国からのアクセスをブロックするapacheの.htaccess設定 | パソコン鳥のブログ
iptables - 国内からの接続のみ許可して海外からの接続を遮断する | パソコン鳥のブログ[Ubuntu] ファイアウォール ufw で海外からの接続をブロックする | パソコン鳥のブログ
VPN Gate 学術実験プロジェクト(VPN Gate の概要)では、世界中のボランティアが提供する多数の VPN サーバーによって構成されています。
このVPNサーバーのうち、海外のものに接続することで、海外経由のアクセスを行うことができます。
まず、どのサーバーを利用するかを決めます。
VPN Gate の VPN サーバー一覧 で、L2TP/IPSec の箇所にチェックがついているサーバーから、海外のものを選びます。L2TP/IPSec でのVPN接続は、OS標準機能で接続できます。
選んだサーバーへVPN接続しますが、その方法は、次のページで説明されています。
接続に必要なユーザー名・パスワード、事前共有キーなどを説明通りに指定してください。
L2TP/IPsec VPN プロトコルを用いた VPN Gate への接続方法
VPN接続したら、海外経由のアクセスとなります。
なお、VPN接続で、すべての通信が、選んだVPNサーバー経由で通信するようになります。
テストサーバー宛など、特定のあて先だけVPN経由で通信したい場合は、次の記事のように設定してください。(Windows版のみの説明です)
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