Hyper-Vの仮想マシンにホスト以外のPCから接続する

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Hyper-Vの仮想マシンで、ネットワークアダプターで仮想スイッチに Default Switch を使用している場合は、そのままではホストからしか接続できませんが、ホスト以外の他PCから仮想マシンにアクセスする方法です。

他PCからの接続をいったんホストで受けて、仮想マシンに転送することで、他PCから仮想マシンに接続できます。

TCP/IPリピータの stone を使います。
下の箇所から、stone version 2.3e 2.3.3.20 for Windows 64bit / stone version 2.3e 2.3.3.20 for Windows 32bit を入手してください。

Simple Repeater `stone’

仮想マシンのホストのコマンドプロンプトで、次の書式でコマンドを実行します。

stone.exe 仮想マシンのIPアドレス:仮想マシンの待ち受けポート番号 ホストの待ち受けポート番号

例えば、 ホストの10002番ポート経由で、IPアドレス 172.26.86.52 の仮想マシンへssh(22番ポート)接続する場合は次のように実行します。

stone.exe 172.26.86.52:22 10022

Windowsファイアウォールの画面が出たら、[アクセスを許可する] を押してください。

stoneを実行したら、待ち状態になります。

>stone 172.26.86.52:22 10022
Feb  1 10:47:04.406000 17532 start (2.3e) [13296]
Feb  1 10:47:04.421000 17532 stone 412: test01.mshome.net:ssh <- 0.0.0.0:10022

この状態で、他PCから、ホストのIPアドレス:ホストの待ち受けポート番号 へ接続すれば、仮想マシンに接続できます。

なお、ホストの再起動のたびに、仮想マシンのIPアドレスは変わってしまいます。
面倒な場合は、ホストでのstone.exe実行時にIPアドレスでは無く仮想マシンのホスト名を指定するか、下記記事のように仮想マシンを固定IPで運用してみてください。

Hyper-Vの仮想マシンで固定IPを使う | パソコン鳥のブログ

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