NTT西日本フレッツ光のネットが遅い場合に、問題が自宅・プロバイダどちらにあるか判定します。
「フレッツ速度測定サイト(IPv6)」と「BNRスピードテスト」の2つのサイトで速度測定し、その結果で判定します。
2017.5.29
スマホの場合は、次の記事の方を参照してください
スマホ版~ネットが遅いのは自宅・プロバイダどちらの問題か判定する(NTT西日本フレッツ光の場合):パソコン鳥のブログ
フレッツ速度測定サイト(IPv6)での測定
フレッツ速度測定サイト(IPv6)では、NTT西日本のネットワーク内での通信速度が測定できます。
これはプロバイダを経由しない速度を測定します。
まず、下記にアクセスします。
http://www.flets-west.jp/speed/index.html
「このページは表示できません」等が表示された場合、パソコンで Ipv6が有効になっていません。
次を参照して有効にしておいて下さい。
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 014491 Windows 7でIPv6ネットワークに接続する方法
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 014149 Windows 8 / 8.1でIPv6ネットワークに接続する方法
121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 017967 Windows 10でIPv6ネットワークに接続する方法
サイトにアクセス後、画面下の地図から自宅の都道府県をクリックします。
クリック出来ない県は、大阪府を選びます。
選択後、[通信速度計測START!]をクリックすると、測定が開始されます。
しばらくすると測定結果が「下り速度:396.90Mbps」のように表示されます。
BNRスピードテストでの測定
NTTのWebARENAサービスでのサーバへの通信速度が測定できます。
プロバイダを経由した速度測定になります。
下記にアクセスします。
「測定開始ボタン」を押すと、測定が開始されます。
結果は、「推定転送速度: 1.49Mbps (185.33KB/sec)」のように表示されます。
問題が自宅・プロバイダどちらにあるか判定する
「フレッツ速度測定サイト(IPv6)」での結果が 100M 以上の場合
NTT西日本のネットワーク内では100M以上出ていることを示しており、NTT管内のネットワーク速度は問題ありません。
「BNRスピードテストでの測定」がプロバイダを経由した実際のネットの速度です。この速度が遅い場合は、プロバイダ側の問題です。
「フレッツ速度測定サイト(IPv6)」での結果が 100M以下の場合
LANケーブル接続の場合で100M以下の場合、自宅のネットワーク環境の問題と思われます。
次の機器がネットワーク速度100Mにしか対応していないことが考えられます。
1000M対応か確認してみましょう。
・パソコン
・ブロードバンドルータ
・ハブ
無線LANの場合は、「フレッツ速度測定サイト」と「BNRスピードテスト」の結果を比べます。
「BNRスピードテスト」の結果が大きく劣る場合は、プロバイダ側の問題と考えられます。
それほど違いが無い場合は、LANケーブル接続で測定してみないと、判断がつきません。
可能ならLANケーブルで接続して再度測定してみて下さい。
以上、ネットが遅い場合に、問題が自宅・プロバイダどちらにあるかの判定でした。
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