タスクトレイアイコンがインターネットアクセス無しになる条件

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下の画像のように、通知領域アイコンに黄色の!マークが付くと、インターネットアクセス無しであることを示します。

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Windowsはどのような条件で、インターネットアクセスの有無を判断しているかが、不明でしたが、次のページにより、やっとわかりました。

インターネット接続性チェックが失敗する環境で Outlook 2013/2016 による先進認証が失敗する – Outlook Support Team Blog JAPAN

NCSIを止めるには?

下の(1)(2)をWindowsが定期的にチェックし、いずれかが成功すると、インターネットアクセス有りと判定されるようです。
試したところ、片方がOKで、片方がNGでも、インターネットアクセス有り、となります。

(1)
Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 バージョン 1607 より前のバージョン
http://www.msftncsi.com/ncsi.txt(IPv6の場合 http://ipv6.msftconnecttext.com/ncsi.txt)を取得できること
Windows10
http://www.msftconnecttest.com/ncsi.txt(IPv6の場合 http://ipv6.msftconnecttest.com/ncsi.txt)を取得できること

(2)
dns.msftncsi.com の DNS 名前解決が ”131.107.255.255” と一致すること

これ、通知領域アイコンがインターネットアクセス無しになっていないのに、インターネットには接続できない、こともあり得ます。

例えば、インターネットエクスプローラで設定したプロキシ サーバーの設定がおかしい場合です。

この場合、(1)が失敗、(2)が成功、となり、(1)(2)いずれかが成功しているので、インターネットアクセス有り、となります。
しかし、プロキシサーバーの設定はおかしいので、実際はインターネットには接続できない、ということになります。

なお、余談ですが、(2)のdns.msftncsi.com のDNS名前解決のチェックは、hostsファイルを参照していません。
直接DNSクエリーを投げているので、hostsファイルに dns.msftncsi.com を記述しても回避できません。

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