OpenVPNで通信が遅い場合、次の設定をして下さい。
特に、samba では以下が無いと、アクセスがかなり遅くなります。
サーバ側の設定
以下で行った設定に加えて、オプションを追加します。
proto udp と指定されていることが必要です。
OpenVPNで ID/パスワード認証する パソコン鳥のブログ
/etc/openvpn/server.conf
fragment 1280 mssfix 1280 link-mtu 1400
クライアント側の設定
以下で行った設定に加えて、オプションを追加します。
OpenVPNで ID/パスワード認証する為のクライアントの設定方法 パソコン鳥のブログ
vpnux Client の場合
「プロファイルの編集」の詳細設定画面で、下記の値を設定します。
また、「プロファイルの編集」の一般設定画面のプロトコルで UDP が指定されていることが必要です。
Link MTU : 1400
フラグメント : 1280
mssfix : 1280
OpenVPN の場合
下記の値を設定します。
また、proto udp と指定されていることが必要です。
C:\Program Files\OpenVPN\config\client.ovpn
fragment 1280 mssfix 1280 link-mtu 1400
以上、OpenVPNで通信が遅い場合の設定です。
ネットワーク上を流れるパケットは、MTU と呼ばれる一定サイズに分割されています。
OpenVPN では、このパケットに加えて、OpenVPN用のヘッダーが付加されます。
ところが、OpenVPN用のヘッダーが付いたパケットのサイズが MTU を超える為、通信効率が悪くなります。
そこで、パケットサイズ+OpenVPN用のヘッダーサイズが MTU を超えない様に設定しているのが、先述の設定です。
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