Linuxでサーバ故障や、サーバリプレースに備えて、バックアップしておいた方が良いファイル・ディレクトリです。
特にインストールパッケージの一覧があれば便利で、サーバ故障時に早く代替機で同様の構成にすることが出来、サービス再開が早まります。
- /etc
- /home
- /var/spool/cron
- /var/log
- /var/spool/mail
- /var/www
- /var/named
- MySQLのデータ
- rpm -qa の実行結果(CentOS の場合)
- dpkg –get-selections の実行結果(Ubuntuの場合)
Linuxの各種設定ファイルが保存されているディレクトリです。
メールサーバ(postfix、dovecot)や、WEBサーバ(apache)等の各サーバの設定情報もここに保存されています。
ユーザのホーム領域です。
ユーザのcronの内容が保存されています。
ログ情報です。
syslogサーバへ転送していない場合は、このログ情報からサーバ故障直前の状況や前兆などを把握できます。
また、セキュリティに関する攻撃を受けた際の状況把握としても有効です。
システムからローカルユーザ宛てに送信されたメールが保存されています。
WEBサーバ apache がインストールされている場合、ここがドキュメントルートです。
DNSサーバ bind がインストールされている場合、ここに設定情報が保存されています。
MySQLのデータベースファイルは、次のいずれかが良いと思います。
MySQLを停止してバックアップ出来る場合は、/var/lib/mysqlディレクトリをバックアップします。
停止不可な場合は、オンラインバックアップを行います。mysqldumpコマンドで –single-transaction を付けてバックアップします。
インストールパッケージの一覧です。
この出力結果をテキストファイルに保存して下さい。
別マシンでサーバを立ち上げる際に、前サーバでどのようなパッケージを入れていたかが分かります。
インストールパッケージの一覧です。
この出力結果をテキストファイルに保存して下さい。
別マシンでサーバを立ち上げる際に、前サーバでどのようなパッケージを入れていたかが分かります。
また、下記記事の方法で、新旧サーバでインストールパッケージを同一にすることも出来ます。
2台のUbuntuマシンのインストールパッケージを同じにする パソコン鳥のブログ
以上、Linux でバックアップしておいた方が良いファイル・ディレクトリです。
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