Hyper-Vの仮想マシンで、Windows10を動かしていて、そのWindows上でWSL2を使う場合の設定です。
WSL2を使おうとして、wsl –set-default-version 2 や wsl –set-version “仮想マシン名” 2 を実行したら、次のいずれかの表示が出た場合に本記事の設定を行って下さい。
Windows の仮想マシン プラットフォーム機能を有効にして、BIOS で仮想化が有効になっていることを確認してください。
Please enable the Virtual Machine Platform Windows feature and ensure virtualization is enabled in the BIOS.
ホストマシンでの設定
仮想マシンがシャットダウンしている状態で、PowerShell で次を実行します。
Set-VMProcessor -VMName "Hyper-Vの仮想マシン名" -ExposeVirtualizationExtensions $true
なお、チェックポイントの適用で上記コマンド実行前に戻した際は、改めてコマンドを実行してください。
ゲストの仮想マシンでの設定
ゲストのWindows10仮想マシン上で、次のサイトの「手順 4 – Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードする」を実行します。
Install WSL
Install Windows Subsystem for Linux with the command, wsl --install. Use a Bash terminal on your Windows machine run by ...
続けて、 PowerShell で次を実行します。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform
以上で、 Hyper-VのWindows10仮想マシン上で、WSL2が使用できるようになります。
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