リモートデスクトップ時にローカルPCのバッテリー残量を接続先のタスクトレイへ表示する「BattMon」を自動起動させる

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BattMon(https://github.com/Field-Effect-LLC/RDP-BattMon)」は、リモートデスクトップ時に、ローカルPCのバッテリー残量を接続先のタスクトレイへ下の画像ように表示する、リモートデスクトップのAdd-Inです。外部のサーバは不要です。また、同一ネットワークに限らず、インターネット越しでも表示できます。

次の記事で BattMon を紹介しましたが、接続先PCでBattMonのプログラムRDS_Server_TrayApp_BattMon.exeを起動する必要がありますが、リモートデスクトップ接続時に自動で行う設定を説明します。

リモートデスクトップ時にローカルPCのバッテリー残量を接続先のタスクトレイへ表示する「BattMon」 | パソコン鳥のブログ

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準備

BattMon の導入

リモートデスクトップ時にローカルPCのバッテリー残量を接続先のタスクトレイへ表示する「BattMon」 の設定を実施しておいてください。

この手順で、リモートデスクトップ接続先PCで RDS_Server_TrayApp_BattMon.exe を任意の場所に置きますが、そのパスをメモしておいてください。
この後の手順で指定します。

TrayIconBuster の用意

本記事の設定で、リモートデスクトップ切断時に RDS_Server_TrayApp_BattMon を終了させますが、 この時タスクトレイアイコンが残ったままになります。

そこで、タスクトレイアイコンに残ったアイコンを消すアプリ TrayIconBuster を用意します。
下記記事の手順でビルドしてください。
ビルドした TrayIconBuster を、リモートデスクトップ接続先PCの任意の場所に置きます。

タスクトレイアイコンに残ったままのアイコンを消すアプリ TrayIconBuster をビルドする | パソコン鳥のブログ

次に、以下の内容で、kill_TrayApp_BattMon.bat をリモートデスクトップ接続先PC の任意の場所に作成します。
2行目の C:\RDP-BattMon\TrayIconBuster.exe は、 TrayIconBuster へのパスを指定してください。

taskkill.exe /F /IM RDS_Server_TrayApp_BattMon.exe
C:\RDP-BattMon\TrayIconBuster.exe

kill_TrayApp_BattMon.bat のパスをこの後の手順で指定しますので、メモしておいてください。

リモートデスクトップ接続時に RDS_Server_TrayApp_BattMon.exe を起動させる

リモートデスクトップ接続先PCで作業します。
スタートメニュー から Windows管理ツール より タスクスケジューラ を起動します。

画面左のツリーの [タスクスケジューラ ライブラリ] の上で右クリックし、[タスクの作成] を選択します。

タスクの作成ダイアログで、[全般]タブを選択します。”名前” の箇所は、任意につけてください。
[トリガー]タブで、「新規」 ボタンを押します。
“新しいトリガー” ダイアログが出るので、”タスクの開始” を [ユーザーセッションへの接続時] に、”リモートコンピュータからの接続” にチェックをつけて、「OK」を押します。

[操作タブ] で「新規」 ボタンを押します。
“新しい操作” ダイアログが出るので、
・”操作”:[プログラムの開始]
・”プログラム/スクリプト”:RDS_Server_TrayApp_BattMon へのパス
とします。

以上の内容で、タスクを設定します。

リモートデスクトップ切断時に RDS_Server_TrayApp_BattMon.exe を終了させる

続けて、以下の内容で、タスクを作成します。 リモートデスクトップ接続先PCで作業してください。

タスクの作成ダイアログで、[全般タブ] を選択します。”名前” の箇所は、任意につけてください。
[トリガー]タブで、「新規」 ボタンを押します。
“新しいトリガー” ダイアログが出るので、”タスクの開始” を [ユーザーセッションからの切断時] に、”リモートコンピュータからの接続” にチェックをつけて、「OK」を押します。

[操作タブ] で「新規」 ボタンを押します。
“新しい操作” ダイアログが出るので、
・”操作”:[プログラムの開始]
・”プログラム/スクリプト”:先の手順で作成した kill_TrayApp_BattMon.bat へのパス
とします。

以上の内容で、タスクを設定します。

動作確認

リモートデスクトップ接続をすると、タスクトレイにローカルPC(リモートデスクトップ接続元)のバッテリー残量を示すアイコンが表示されます。

リモートデスクトップから切断時に、 タスクトレイアプリが終了します。

アイコンは、リモートデスクトップ接続時のみ表示されるようになっています。
リモートデスクトップ接続していたPCに、ローカルでログインしても上記のアイコンは表示されることはありません。

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