WSL2でLinuxのHDDをマウントする

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WSLで、WindowsマシンにつなげたLinuxのext4フォーマット等のHDDを、マウントして見えるようにする方法です。

WindowsマシンにLinuxのHDDを接続し、管理者権限のPowerShellを立ち上げます。

次のコマンドを実行し、使用可能なディスクの一覧を表示します。

GET-CimInstance -query "SELECT * from Win32_DiskDrive"

次のようにデバイス一覧が表示されます。
Model列や Size列から、どの行がLinuxのHDDのものかを確認します。

DeviceID           Caption                             Partitions Size          Model
--------           -------                             ---------- ----          -----
\\.\PHYSICALDRIVE2 BUFFALO SSD-PGU3-A SCSI Disk Device 2          240054796800  BUFFALO SSD-PGU3-A SCSI Disk Device
\\.\PHYSICALDRIVE0 CT240BX500SSD1                      3          240054796800  CT240BX500SSD1
\\.\PHYSICALDRIVE1 WDC WD40EZAX-00C8UB0                1          4000784417280 WDC WD40EZAX-00C8UB0

LinuxのHDDの DeviceID を指定して、次のようにコマンドを実行します。この例では PHYSICALDRIVE2 です。

wsl --mount \\.\PHYSICALDRIVE2 --bare

ここで、WSLを起動し、lsblk を実行します。
次のような結果になります。
この例では、sdc が LinuxのHDDとします。

$ lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sda      8:0    0 388.4M  1 disk
sdb      8:16   0     2G  0 disk [SWAP]
sdc      8:32   0 223.6G  0 disk
├─sdc1   8:33   0   256M  0 part
└─sdc2   8:34   0 223.3G  0 part
sdd      8:48   0     1T  0 disk /snap
                                 /mnt/wslg/distro
                                 /

マウントします。これで、WSLから LinuxのHDDが参照できます。

sudo mkdir /mnt/linux-hdd
sudo mount -t ext4 /dev/sdc2 /mnt/linux-hdd

参考

WSL 2 で Linux ディスクのマウントを開始する | Microsoft Learn

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