RaspberryPi をディスプレイやテレビにつなげている場合に、sshでの接続からでもアプリを、ディスプレイ/テレビの画面に出す方法です。
以前下記を紹介しましたが、違いは、下記記事では ssh接続のセッションの延長でのアプリ起動に対し、こちらはディスプレイやテレビで見えている画面(セッション)での起動です。
つまり、RaspberryPi にキーボードやマウスをつなげて、画面上で起動させるのと同じことが出来ます。
RaspberryPi を繋げたテレビの画面に ssh経由でアプリの画面を出す パソコン鳥のブログ
次のファイル readaction.pl と readaction.sh を作成します。
/home/pi/readaction.pl
#! /usr/bin/perl use IO::Handle; $target = $ARGV[0]; system( "echo > $target" ); open( IN , "tail -f $target |" ); IN->autoflush(1); while( 1 ){ $line = <IN>; system( $line ); }
/home/pi/readaction.sh
/home/pi/readaction.pl /home/pi/action.dat &
実行権限を付けます。
chmod +x readaction.pl
RaspberryPI のローカル(ディスプレイ上)から次を実行します。
/bin/sh /home/pi/readaction.sh
この後、/home/pi/action.dat に書き込まれた内容が実行されます。
例えば、次を実行すると、emacs が起動します。
echo “emacs &” > /home/pi/action.dat
起動時から機能させるには、下記のファイルを追記して自動実行されるようにします。
.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
@/bin/sh /home/pi/readaction.sh
これで、リモートから ssh で接続した状態でも、アプリを起動させることができます。
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