コマンドでファイル共有のネットワークドライブを作成・削除する

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Windowsファイルサーバに接続しようとしても、エクスプローラのネットワークの一覧に出てこなかったりして、アクセス出来ないことがあります。
原因究明はともかく、先にファイル共有を使用したい場合の対処です。

Windowsのコマンドプロンプトでコマンドを打つと、ファイル共有へのネットワークドライブを手動で作成出来ます。
これでエクスプローラからアクセス出来ます。

コマンドプロンプトは、スタートメニューの プログラムとファイルの検索 で cmd と入力すると、cmd.exe が検索されます。これを実行すると、コマンドプロンプトが表示されます。
以下、コマンドはこのコマンドプロンプト上で入力します。

ネットワークドライブ作成は次のコマンドで行います。

net use ドライブ名: \\コンピューター名\共有名

コンピューター名は、IPアドレスでもOKです。
ドライブ名は、A-Zのうち、未使用のものを指定してください。例えば W を指定すると、Wドライブとして利用できます。

例えば、コンピューター file-server 上の 共有 share へ、Wドライブとしてアクセスする例です。

net use W: \\file-server\share

サーバへのアクセスする際のユーザ名を指定する場合は、次の形式で実行します。
* を忘れないように注意して下さい。

net use ドライブ名: \\コンピューター名\共有名 /user:ユーザ名 *

次の例では、ユーザ名 member1 でアクセスします。

net use W: \\file-server\share /user:member1 *

作成したネットワークドライブの削除(解除)は、次のコマンドです。

 net use ドライブ名: /del

次の例では、Wドライブを削除(解除)します。

net use w: /del

このように、手動でファイルサーバへアクセスするネットワークドライブを作成・切断出来ます。

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