screenコマンドはウィンドウを作成します。
このウィンドウへの接続を以降ではセッションと呼びますが、セッションにデタッチ/アタッチすることで、実行中のプログラムはそのままで画面を切り離したり、切り離したセッション画面を呼び出したりできます。
例えば、時間のかかるアップデート作業(yum updateや apt-get update)をセッションで実行することで、一旦端末からログアウトし、後でログインしてアップデート中の画面をまた呼び出して実行状況を確認することができます。
インストール
次のコマンドでインストールします。
Ubuntu apt-get install screen CentOS yum install screen
新しいセッション作成
screenコマンドを実行すると、新しいセッションが作成されます。
ウィンドウが作成され、そのウィンドウに接続した状態になります。
screen
Ubuntuでは下記の画像のような表示になるので、SpaceキーかRETURNキーを押します。
セッションを一時的に離れる(デタッチ)
CTRL+a の後、d キーを押します。
下記のようにdetachedと表示されて、デタッチされます。
接続していた画面は切り離されます。後でアタッチ(後述)した際に、切り離していた画面に接続できます。
[detached from 2371.pts-0.testuser-testpc]
または、screen -d と実行します。
下記のように remote detached と表示されて、デタッチされます。
[remote detached from 8453.pts-1.testuser-testpc]
デタッチされているセッションに戻る(アタッチ)
screen -r でデタッチされている screen セッションに戻ります。
screen -r
セッションの終了
セッション内で exit すれば、[screen is terminating] と表示されてセッション終了です。
[screen is terminating]
以上、screenコマンドについてでした。
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