Procmailのレシピのテスト

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Procmailで書いたレシピでうまくメールが振り分けできるか、事前にテストする方法です。
現在の受信メールに影響させずにテストできます。
なお、Maildir形式の場合です。

まず、テスト用レシピを用意します。
現在動作しているProcmailのレシピファイル(デフォルトでは.procmailrc)とは別名で用意してください。
ここでは、ファイル .test_procmailrc を次のように作成します。
このレシピは、From に Amazon を含むメールは Maildir.test/testディレクトリに移し、それ以外は Maildir.test/defaultディレクトリに移します。

MAILDIR=$HOME/Maildir.test/
DEFAULT=$MAILDIR
LOGFILE=$HOME/test_procmail.log
LOG=-

:0
* ^From.*Amazon
{
        :0
        test
}

:0
default

続けて、テスト用のMaildirディレクトリを作成します。

mkdir Maildir.test

さらにその下に、次のディレクトリを作成します。

mkdir Maildir.test/test
mkdir Maildir.test/default

ここまでで準備ができたので、レシピをテストします。

既存の受信メールを cat で次のように procmail に渡すと、テスト用レシピが実行されます。
先のテスト用レシピではFrom に Amazon を含むメールは testディレクトリに移しますので、そのようなメールが Maildir.test/test 下に保存されているか確認します。

cat Maildir/cur/7439301674.0945736_0.pcvogel.example.com\:2\,S | procmail .test_procmailrc

または既存の受信メールを一旦別名テキストに保存して、テストしたいFrom等の内容に書き換え、それをcat で渡すようにします。

このようにしてレシピをテストします。

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