Linuxのファイル操作である時から Read-only file system と出て失敗する場合の対処

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Linuxでファイル操作をした時に、いつもは問題ないのに、ある時から次のように Read-only file system と出て失敗する場合の対処です。

mv: cannot move '/boot/firmware/vmlinux' to '/boot/firmware/vmlinux.bak': Read-only file system
touch: cannot touch '/boot/firmware/test': Read-only file system

どうも外付けHDDなどで、ファイルシステムが読み込み専用になってしまうことがあるようです。

このような時、mountコマンドで確認すると、問題のマウント箇所が読み込み専用である ro となっています。(下記の太字の箇所)

# mount
:
/dev/sda1 on /boot/firmware type vfat (ro,relatime,fmask=0022,dmask=0022,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=mixed,errors=remount-ro)
:

次のように mountコマンドで -o remount を付けて再マウントします。

# mount -o remount /boot/firmware/

これでOKになります。
mountコマンドで確認すると、問題のマウント箇所が読み書き可能である rw となっています。(下記の太字の箇所)

# mount
:
/dev/sda1 on /boot/firmware type vfat (rw,relatime,fmask=0022,dmask=0022,codepage=437,iocharset=ascii,shortname=mixed,errors=remount-ro)
:

参考

“Read-only File System” Error and Solutions – LinuxTect

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