GPS が無い Amazon の FireHD などで、USB端子付きGPSレシーバーをUSBケーブルでつなげて、GPS情報を取得する方法です。
GPSレシーバーとUSBケーブルで 4500円程で、FireHDをカーナビに出来ます。
スマホと Bluetooth接続して、スマホのGPS情報を取得する方法もあり、それについては、次の記事を見てみてください。
GPSの無いFireHDでスマホのGPSを使う(2020): パソコン鳥のブログ
準備
GPSレシーバーとUSBケーブル
USB端子付きのGPSレシーバーと、FireHDへつなげるためのUSBホスト変換アダプタケーブルが必要です。
こちらでは、次の組み合わせで動作確認しました。
canmore ()
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サンワサプライ (2012-03-01T00:00:01Z)
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FireHDでの設定
FireHD上で、次のサイトの Download latest release のリンク先で .apk をダウンロード・実行して、UsbGps4Droid をインストールします。
次の手順は、FireHD の世代によって、設定が若干異なります。
下記では FireHD8(第7世代)、FireHD7(第9世代) で説明していますが、お持ちの FireHDで設定できるほうを試してください。
FireHD8(第7世代)の場合
開発者オプションを追加します。
1.ホーム画面で下にスワイプし、歯車アイコンをタップすると、[設定] 画面が出ます
2.[端末オプション]を選択
3.[シリアル番号]を7回連続でタップする
4.[開発者オプション] が追加されます
[開発者オプション]をタップします。
「仮の位置情報の使用を許可する」をONにします。
ホーム画面で下にスワイプし、歯車アイコンをタップすると、[設定] 画面が出ます
ワイヤレスとBluetooth - 位置情報サービス とたどります。
ここで「位置情報サービス」がオンになっていることを確認します。
なっていなければオンにしてください。
“アプリとゲーム” で UsbGps がオンになっていることを確認します。
なっていなければオンにしてください。
また、その他、GPS情報を使いたいアプリ(マップや、Y!カーナビ)でオンになっていることを確認します。
なっていなければオンにしてください。
FireHD7(第9世代) の場合
開発者オプションを追加します。
1.ホーム画面で下にスワイプし、歯車アイコンをタップすると、[設定] 画面が出ます
2.[端末オプション] または [デバイスオプション] を選択
3.Fireタブレットのバージョン情報があればタップする
4.[シリアル番号]を7回連続でタップする
5.[端末オプション]画面に戻ります
6.[開発者向けオプション] が追加されています
[開発者向けオプション] を選択します。
[仮の現在地情報アプリを選択] で、「UsbGps」を選択します。
選択後、[仮の現在地情報アプリ] の箇所に表示されるアプリが別のものになっているかもしれませんが、気にしないでください。
GPSレシーバーからGPS情報を取得開始
準備が済んだら、GPSレシーバーとFireHDを、USBホストケーブルで接続します。
GPSレシーバーをONにし、FireHD上で UsbGps を実行します。
下の画像の赤枠の箇所で、Enable usbgps service を ON にします。
次の画面が出たら [OK] をタップします。
すると、動作ログが次々に表示されます。
これで、USBケーブルで接続された、GPSレシーバーからのGPS情報を利用可能です。
Googleマップや Yahoo!カーナビなどで確認してみて下さい。
コメント
はじめまして。
いつも有益な情報を提供頂きありがとうございます。
過去の記事を拝見させて頂いてfireタブレットを
外付けGPSに繋ごうと、
『GNSS Commander』をインストールしたのですが、初回起動時に30日トライアルするかと表示された画面で誤ってYESをタップしてしまいました。
もしも解約する方法をご存知なら教えて頂けませんか?
不躾なコメントですいません。よろしくお願いします。
すみません、ちょっとわからないですが、「トライアル」なので、登録していないのではないでしょうか。
おそらく、30日はフル機能が使えて、30日後に、課金して継続してフル機能を使うかどうかの選択になるだけと思います。
お返事ありがとうございます。
おそらく登録されていないだろうとの事で安心しました(^ ^)
教えて頂きありがとうございました。