SSHサーバをHTTPプロキシのように使う、ダイナミックポートフォワーディングの Tera Term での設定方法です。
ダイナミックポートフォワーディングは便利: パソコン鳥のブログ
なお、Tera Term は、2020年6月11日時点の最新版バージョン 4.105 や、4.104 では、動作時にブラウザからHTTPプロキシとしてアクセスすると、次のダイアログが出て、強制終了します。
バージョン 4.103 が問題なく動作しますので、次の箇所から取得してください。
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/
では、ダイナミックポートフォワーディングの設定方法です。
Tera Term 起動後、メニューで、設定 - SSH転送 を選択します。
次のダイアログが出るので、[追加]を押します。
ダイナミックポートを選択し、赤枠の箇所に、ポート番号を入力します。
ここで指定するポート番号は、プロキシサーバーを指定する際の、ポート番号になります。
ここでは、例として 40080 を指定します。
設定したら [OK]を押します。
“ポート転送” の箇所に追加されました。
[OK]を押します。
後は、SSHサーバーに接続してください。
接続後、ブラウザでプロキシサーバーの設定をする際は、サーバーのアドレスを 127.0.0.1、ポート番号は先の手順で設定したポート番号を指定して下さい。
以上の設定で、ダイナミックポートフォワーディングを使って、SSHサーバをHTTPプロキシのように使え、各ブラウザでのWEBへ接続はSSHサーバから行われているように見えます。
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