GitLab をアップグレードする場合、特定のバージョンを経由しないとアップグレードできません。
では、どのバージョン経由でアップグレードすべきかを確認する方法です。
次のページにアクセスします。
Upgrade Path
GitLab - Upgrade Path Wizard
下の画像の画面になります。
[Current] の箇所に、現在運用している gitlab のバージョン(確認方法は後述)を指定します。
[Target] にアップグレードしたいバージョンを指定します。
Edition、ディストリビューションを指定し、[GO!] を押します。
すると、どのバージョンを経由してアップグレードすべきかが表示されますので、この順でアップグレードします。
この例では、14.0.12 -> 14.3.6 -> 14.9.5 -> 14.10.5 -> 15.0.5 -> 15.4.5 -> 15.6.0 と経由する必要がありますね。
下の方には、各バージョンへアップグレードするための、指定したディストリビューションでのコマンドも表示されています。
なお、現在の gitlab のバージョンは次の方法で確認します。
ブラウザで確認する場合は、https://運用しているgitlabサーバ/help にアクセスすると、次のように表示されます。
コマンドで確認する場合は、sudo gitlab-rake gitlab:env:info を実行します。
実行結果で、GitLab information に続けてバージョンが出力されます。
GitLab information
Version: 15.5.4
Revision: ee1b34560d9
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