CentOS の yum で特定のパッケージを更新対象から除外する

スポンサーリンク
スポンサーリンク

CentOS の yum で特定のパッケージを更新対象から除外する方法です。

/etc/yum.conf で exclude=XXXXX のように、除外したいパッケージを exclude行で指定します。

パッケージ指定は正規表現で記述でき、以下のようにすると、kernelで始まるパッケージが除外されます。

exclude=kernel* 

指定はスペースで区切ることで複数出来ます。

exclude=kernel* mysql*

これを利用して、以前紹介した、CentOS6 でセキュリティに関するパッケージの更新のみ行う方法で、カーネルに関する更新を除外するようにします。

CentOS6 でセキュリティに関するパッケージの更新のみ行う パソコン鳥のブログ

カーネルに関する更新は影響が大きかったり、再起動が必要な場合があります。
そこで、通常はカーネル以外のパッケージのみ更新し、カーネル関係のパッケージは手動で更新するようにします。

まず、セキュリティに関するパッケージ更新用に、yumの設定ファイルを用意し、それにカーネル更新を除外するように記述します。
以下で作業します。

cp /etc/yum.conf /etc/yum.security.conf
echo 'exclude=kernel*' >> /etc/yum.security.conf

これで次のように実行すると、カーネル以外のセキュリティパッケージのみ更新します。
cronに登録すると便利です。

yum --security -c /etc/yum.security.conf update

以下のようにすると、従来通り、カーネルも含めたセキュリティパッケージを更新します。

yum --security update

参考

@IT:yumで複数の設定ファイルを使い分けるには
yumでシステムのアップデート | hajichan.net technical version
yum/特定のパッケージを更新対象から除外する方法 – PukiWiki

コメント

タイトルとURLをコピーしました