猛暑!ベランダにすだれを掛ける効果

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猛暑ですね。一日中エアコンの中です。
なるべく室温を下げるには、窓からの熱の流入を抑えた方が良く、窓に面しているベランダを日陰にした方がいいらしいので、大きなすだれを買ってきて、ベランダにすだれをかけてみました。
効果はあるのか、実際にベランダの温度を測ってみました。

すだれは 2mx1.7m で1000円のものを2つ買いました。
温度は赤外線放射温度計で測りました。
Amazon の ここで3500円くらいでした。

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すだれはベランダが影になるようにつける(窓の外側につける)

なるべく室温を下げるには、窓からの熱の流入を抑えた方がいいようです。
また、ブラインドなどを付けるのは、窓の内側より外側がいいとのこと。
下記サイトによると、窓の内側につけた場合は、屋外から 51%の熱が入ってきますが、窓の外につけると、19%になるそうです。
これは大きな違いですね。

窓の外に日よけ・夜間の換気… 熱中症を防ぐ住まい方|健康・医療|NIKKEI STYLE

また、ベランダを日陰にしたほうが、ベランダの気温が低くなり、さらに室内に入ってくる熱も少なくなるとのこと。
下記サイトでは、すだれでバルコニーを日陰にしています。
これにより、室温が外気温+2℃だったのが、外気温より1度低くなっています。

改涼計画 » Blog Archive » 第5回 体感原理にもとづいた暑い家の改善方法

やはり、ベランダをすだれで日陰にすることは、効果がありそうです。

すだれの有無の温度の違いを測ってみた

ベランダを日陰にするすだれは、2mx1.7mのものが2つです。
すだれは吊るして使うものですが、本格的にとりつける前に、とりあえず、ベランダの物干しざおに立てかけてみました。
これだけでも、体感的に効果はあります。

さて、先の赤外線放射温度計で、ベランダの、すだれを掛けた個所と、掛けていない場所の温度を測りました。
ベランダは白っぽいコンクリートです。

すだれ無しの場合です。
直射日光があたって、熱そうです。

時間  温度
13:00 56.4
18:00 40.4
20:00 36.0
22:00 36.0

18:00頃には日陰になっていました。日中は56度でかなり熱くなっています。

すだれ有りの場合です。
すだれによって、日陰になっています。

時間  温度
13:00 40.0
18:00 38.5
20:00 34.1
22:00 34.0

日中は40度で、すだれ無しの56度に比べて、16度も低くなっています。
これは大きな違いです。

また、日陰となった 18:00 以降の温度も、すだれを掛けていた方が 2度ほど低くなっています。
コンクリートは蓄熱しやすいというので、日が落ちた後の放熱にも影響が出ているようです。

これだけ違うと効果は大きそうです。
結論は、ベランダにすだれは掛けるべし、ですね。

ちなみに今回使った赤外線放射温度計は以下のものです。
3500円ほどで買えます。

おまけ:ウッドパネルはコンクリよりも熱かった

さて、実はベランダにはウッドパネル(下のようなもの)を敷いている個所もありました。

コンクリートよりは、木であるウッドパネルで覆っていた方が熱くならずにいいのでは?と思っていましたが、それが違いました。
ウッドパネルはコンクリートより熱かったのです!

すだれ無しの場合で 68.0度、すだれがある所でも 48度でした。
コンクリートの場所がそれぞれ、56.4度、40.0度です。

これ、ウッドパネルは黒っぽい色なので、白いコンクリートより熱くなったんですね。

ただ、コンクリートの方が温度が低くても、それは直射日光を反射して、窓から流入しているかも知れず、どちらが室温をあがらせずに済むかは不明です。

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